資産運用
PR

投資の心構え|始める前に確かめたい、お金・時間・気持ちの余裕

sacchan
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こどもNISAの記事でもお話ししましたが、投資を始めるときに大切なのは、「何を買うか」より先に「そもそも始めていいお金かどうか」を確かめることだと思っています。

この記事は、商品選びや口座開設の前にやっておきたい、心構えと確認事項をまとめた準備編です。

投資に使っていいお金って、どんなお金?

家計のお金は、使う場面ごとに次のように考えると整理しやすくなります。

  • いつもの支出:毎月の生活費など、日常的に使うお金
  • ふいの支出:突発的に発生する、予期できない出費のためのお金
  • いつかの支出:目標から逆算して準備する、特別費・教育資金・老後資金など
  • 最後の砦(生活防衛費):いざというときのために、動かさず備えておくお金

投資に回していいのは、このうち「いつもの支出が回っていて、最後の砦も確保できている」状態になったあとの、余力の部分です。

生活防衛費の考え方は「生活防衛費の記事」で、支出の分け方は「家計簿、今とこれから」でまとめているので、あわせて読んでみてください。

投資に向いているお金・向いていないお金

向き・不向きを分けるいちばんのポイントは、「いつ使うか」です。

投資の値動きは、短い期間だと大きく上下することがあります。値下がりしているタイミングで「どうしても今お金が必要」となると、そこで元本が減ったまま確定してしまうことになります。

投資に向いていないお金

  • いつもの支出(毎月の生活費)
  • ふいの支出に備えているお金
  • 最後の砦(生活防衛費)
  • 使う時期が近く、金額も決まっているお金(近々の大きな買い物や支払いなど)

投資に向いているお金

  • いつかの支出のうち、使うまでにまだ時間があるもの(たとえば老後資金など)

時間をかけることで、値動きの波とも付き合いやすくなります。ただし、将来の結果が保証されるわけではありません。「時間があるお金なら必ず増える」というわけではないことは、覚えておいてくださいね。

「いくらなら余裕?」は、人によって違う

投資に回していい金額に、全員に共通の正解はありません。家計の状況も、気持ちの持ちようも人それぞれだからです。

そこで、はじめの一歩としておすすめしたいのが、お小遣いの範囲で、なくなっても勉強代・経験代と割り切れるくらいの金額から始めることです。

この金額から始めると、2つのいいことがあります。

  • 万が一減ってしまっても、家計への影響が小さい
  • 値動きを見たときに、自分の気持ちがどう動くかを体験できる

気持ちの動き方がわかれば、「もう少し増やしても大丈夫そう」「今の金額がちょうどいいな」と、自分で投資額を調整できるようになります。

なお、生活防衛費の確保はあくまで最優先です。そのうえで、ごく少額であれば、早めに投資を経験しておくのもおすすめです。お金の置き場所の選択肢が増えますし、経験があると、あとから本格的に始めるときにも落ち着いて判断しやすくなります。

ただし、少額でも投資である以上、元本が減ることはあります。「減っても困らない金額」という点だけは、必ず守ってください。

自分の投資許容度を確かめる3つの視点

投資許容度とは、「どのくらいの値動きまでなら、無理なく受け止められるか」という自分なりの目安のことです。次の3つの視点で、確認してみましょう。

💡 投資を始める前の3つのチェック

  • ☐ お金の余裕|全部なくなっても、生活が揺らがないお金ですか?
  • ☐ 時間の余裕|しばらく使う予定がなく、待てるお金ですか?
  • ☐ 気持ちの余裕|値下がりしても、落ち着いていられそうですか?

少額から始めて、自分の気持ちの動きを確かめてみよう🌱

① お金の余裕

全部なくなったとしても、毎月の生活や、いつか・もしもの備えが揺らがない金額でしょうか。揺らぐ場合は、金額を減らすサインです。

② 時間の余裕

しばらく使う予定がなく、待てるお金でしょうか。「来年使う予定がある」お金は、投資とは別に置いておくほうが安心です。

③ 気持ちの余裕

評価額が一時的に減っている状態(いわゆる含み損)になっても、落ち着いていられそうでしょうか。こればかりは、実際に少額で体験してみないとわからない部分もあります。

3つのうち1つでも不安が残るなら、金額を減らすか、もう少し準備を整えてから始めても大丈夫です。投資は、急がなくて構いません。

まとめ

  • 投資に回すのは、いつもの支出と最後の砦を確保したあとの余力
  • 向いているのは、使うまでに時間があるお金
  • 金額に正解はないので、「減っても勉強代と思える額」から始める
  • お金・時間・気持ちの3つの余裕を確認する

投資は、準備を整えてからでも遅くありません。まずは自分の家計とペースを確かめるところから、一緒に進めていきましょう。

こどもNISAについては、「こどもNISAの考え方」でも詳しくまとめています。

※この記事は一般的な考え方をまとめたもので、特定の商品や投資行動をすすめるものではありません。投資には元本割れの可能性があります。最終的な判断はご自身でお願いします。

ABOUT ME
sachi
sachi
2児のママ|証券会社出身・FP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
家族との時間も、自分のやりたいことも、全部大切。 家計を仕組み化して、お金も時間も好きなことに使える毎日に! 家計管理アプリを自作しながら、自由な暮らしに向けて邁進中。
記事URLをコピーしました