資産運用
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これから投資を始めるなら?元証券勤めママの証券会社の選び方

sacchan
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「新NISA、なんとなく分かったけど…証券会社ってどこで選べばいいの?」

前回の記事で新NISAの仕組みについてお伝えしましたが、いざ始めようと思うと次にぶつかるのが「証券会社選び」という壁だったりしませんか?

検索すればいくらでも比較サイトは出てくるけれど、正直、手数料表やランキングをじっくり見比べる時間なんてない。というより、そこに時間をかけたいわけじゃない、というのが本音だったりしますよね。

この記事では、これから投資を始める方はもちろん、すでに投資をしているけれど「できるだけシンプルに、気楽に、でも着実に資産を増やしていきたい」という方にも向けて、私が実際に大事にしている証券会社の選び方を、率直な理由とあわせてご紹介します。

証券会社を選ぶときに、私が大事にしている3つのポイント

証券会社の比較サイトなどを見ると、比較ポイントがたくさんありすぎて迷ってしまいますよね。

でも実際のところ、見るべきポイントを絞ってしまえば、そんなに難しい話ではありません。私が証券口座を選ぶときに大事にしているのは、この3つです。

① 手数料の安さ

投資は長く続けるものだからこそ、手数料は地味に効いてきます。特に投資信託の購入時手数料や、国内株の売買手数料が無料かどうかは、最初に見ておきたいポイントです。

② 使っている銀行との相性(家計の自動化のしやすさ)

証券口座は、単体で使うものではなく、銀行口座とセットで動かすものです。普段メインで使っている銀行と証券会社を連携させられると、入出金の手間がなくなり、家計管理がぐっと楽になります。逆に言うと、ここが噛み合っていないと、いちいち手動でお金を移す作業が発生してしまうんですよね。

③ 出口戦略のしやすさ(将来、資産を”使う”ときのこと)

これは、比較サイトなどではあまり触れられていないポイントなんですが、私が個人的にすごく大事だと思っているところです。

NISAというと、どうしても「増やすこと」に意識が向きがちです。積立額をいくらにするか、どの銘柄を選ぶか。始める前は、そこばかり気になりますよね。

でも、投資は「増やして終わり」ではありません。育てた資産は、いつか「使う」タイミングがやってきます。老後の生活費だったり、まとまった支出があったり。そのときになって初めて「あれ、これってどうやって取り崩せばいいんだろう?」と慌てるのは、できれば避けたいところです。

だからこそ私は、積み立てを始める段階から、「将来どうやって使っていくか」まで視野に入れて証券会社を選んでおくことをおすすめしています。

具体的には、資産の一定額だけでなく一定の割合を自動で売却してくれる「定率売却」のような仕組みがあると、将来の取り崩しもぐっと楽になります。これは「4%ルール」と呼ばれる考え方とも関わってくるのですが、この話は少し長くなるので、また別の記事で詳しくお伝えしますね。

「まだ積み立てすら始めていないのに、取り崩しの話は早すぎる」と思われるかもしれません。でも、「将来、実際に使うときのこと」をリアルに想像しておくと、投資や資産運用そのものに対するモチベーションも上がりますし、より積極的に向き合えるようになります。

その上で、多くの人にとって一つの最適解とされている「4%ルール」を、自動で実践できる仕組みを持つ証券会社を選んでおけると理想的ですよね。

(おまけ)ポイント還元

各社、クレジットカード積立などでポイントが貯まる仕組みがあります。ただ、還元率は時期によって見直しが入ることも多いので、これはあくまで「貯まったらラッキー」くらいの温度感でいいと思っています。ポイントのために証券会社を選ぶ、というのは本末転倒かなと。

選ばれたのは、楽天証券とSBI証券でした

先ほどの3つのポイントを踏まえた上で、私が実際に使っているのが楽天証券とSBI証券の2社です。

証券会社って調べればいくらでも種類がありますが、この2社であれば、手数料・銀行連携・出口戦略のどれをとっても、安心してお任せできる水準が揃っています。「とりあえずこの2社から選んでおけばOK!」というのが、私の率直な実感です。

どちらを選ぶかを考えるときに一番わかりやすい基準は、「普段どちらの銀行をメインで使っているか」だと思っています。

楽天証券について

楽天証券は、普段から楽天銀行をメインバンクとして使っている方に相性のいい証券会社です。

マネーブリッジという連携サービスを使えば、証券口座への入金や余った資金の出金が自動化できます。投資信託の購入時手数料もすべて無料で、コストを抑えて長く続けやすい設計です。

画面もシンプルで直感的に操作できるので、普段あまりネット証券や投資に慣れていない方には、楽天証券の方が取っつきやすいと感じています。

出口戦略の面では、投資信託の「定期売却サービス」で「定額」だけでなく「定率」での取り崩しにも対応しています。将来、資産を使っていく段階になったときのことまで考えられる仕組みが、以前から整っている証券会社です。

楽天証券が向いている人:

  • 楽天銀行をメインバンクとして使っている人
  • 投資の操作にまだ慣れていない、シンプルな画面で始めたい人

SBI証券について

SBI証券は、普段からドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)をメインバンクとして使っている方に相性のいい証券会社です。

SBIハイブリッド預金という仕組みを使えば、証券口座への資金移動が自動化できます。目的別口座など家計管理に便利な機能も揃っているので、私自身、家計のメイン口座としてはこちらを一番活用しています。取引手数料も業界最安水準です。

正直なところ、画面の使いやすさという面では、楽天証券の方に軍配を上げたくなる部分があります。ネット証券や投資の操作にあまり慣れていない方にとっては、SBI証券はやや情報量が多く感じられるかもしれません。

出口戦略の面では、2025年12月から投資信託の「定期売却サービス」に定率指定・NISA口座対応が追加され、楽天証券に追いつく形になりました。消費者側としては嬉しいアップデートですね。

SBI証券が向いている人:

  • ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)をメインバンクとして使っている人、家計管理機能を重視したい人
  • ある程度ネット証券の操作に慣れている人

【実体験】わが家が2社を使い分けている理由

ここまで「メインバンクとの相性で選ぶといい」とお伝えしてきましたが、実はわが家では、私が楽天証券、夫がSBI証券と、夫婦であえて別々の証券会社を使っています。

理由はシンプルで、万が一どちらかの証券会社でシステムダウンが起きても、もう片方で売買できるようにするためです。

証券会社で働いていた経験から、システムダウンは「絶対に起こらない」とは言い切れないものだと肌感覚で分かっています。実際、大きな相場の動きがあったタイミングでアクセスが集中し、一時的につながりにくくなるといったことは、どの証券会社でも起こり得ます。

もちろん、最初からリスク分散のために2社に分ける必要はまったくありません。まずは1社で口座を開設して、積立設定をすることが最初の一歩です。

ただ、「もし将来的に資産が増えてきて、少し慎重に管理したくなったら」という選択肢として、こういう分け方もあるということを知っておいてもらえたら嬉しいです。

ちなみに、この「出口戦略」や「4%ルール」については、これから投資を始める方にはまだピンとこないテーマかもしれません。積み立てたNISA資産を将来どう取り崩していくかについては、別の記事でじっくり解説する予定です。今は「そういう視点も証券会社選びに関わってくるんだ」ということだけ、頭の片隅に置いておいてもらえたら十分です。

ここまでのおさらいと、まとめ

ここまで、証券会社の選び方についてお伝えしてきました。

これから投資を始める方はもちろん、すでに投資をしている方も、この機会にご自身の口座が「今の暮らしに合っているか」を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

証券会社選びは、正直どこを選んでも大きく間違うことはありません。大事なのは、「自分の生活にちゃんと馴染む仕組みかどうか」という視点です。

  • 手数料の安さ
  • 使っている銀行との相性
  • 将来、資産を使うときのやりやすさ(出口戦略)

この3つを押さえておけば、あとは実際に触ってみながら、自分に合う形にカスタマイズしていけば大丈夫です。

まずは口座開設だけしてみよう

口座開設は無料です。開設したからといって、すぐに投資を始めなければいけないわけでもありません。

まずは口座を作って、制度や画面に慣れるところから始めればいい。積立の設定をしたら、あとは仕組みが勝手に動いてくれます。

一緒に、未来を少しずつ育てていきましょう🌱

ABOUT ME
sachi
sachi
2児のママ|証券会社出身・FP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
家族との時間も、自分のやりたいことも、全部大切。 家計を仕組み化して、お金も時間も好きなことに使える毎日に! 家計管理アプリを自作しながら、自由な暮らしに向けて邁進中。
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